ジュエリーお役立ちコラム
フォーマルジュエリーの基本マナーをおさらい!
結婚式やお葬式など、フォーマルな場でのジュエリーマナー、しっかり頭に入っていますか?
慌てて用意したものの、「本当にこれで大丈夫かな?」と不安になったことはありませんか?
いざという時に落ち着いて対処できるよう、おさらいしておきましょう。
結婚式お呼ばれジュエリー
結婚式のお呼ばれジュエリーには、いくつかの決まり事があります。
最近では結婚式自体のスタイルが多様化しており、ドレスコードが設けられている場合などもありますが、まずはしっかり基本を押さえておきましょう。
*結婚式の時間帯*
昼:光を抑えたもの
昼間の結婚式では、写真撮影の際に反射してしまうため、反射面の大きなアイテムはNGと言われています。
パール(真珠)や珊瑚、ラピスラズリ・トルコ石などの光りにくい天然石や、控えめなラインストーンなどで、落ち着いた装いを心がけましょう。
夜:華やかなもの
逆に夜間の結婚式には、ダイヤモンドやゴールドなど夜の照明にも映えるものを選び、その輝きで華やかさを演出しましょう。
その中でも万能なのがパールのアクセサリー♪
昼間から夜間にかけて式・披露宴が行われる場合、パールは無難な選択なのかもしれません。
パールジュエリーの選び方は コチラ!
*要注意ジュエリー*
・イミテーションパール
フェイク(模造)パールは、必ずしもダメ!というわけではありません。
特に、若い方が着ける場合や、カジュアルなお式の場合などは、フェイクパールでも問題ないと言われています。
しかし、あまりにカジュアルすぎるものは、結婚式には不向きと言えます。
コットンパールなどの、パッと見て偽物だと分かるものについては、お式の雰囲気、参列者の年齢層などを参考に、慎重に選んだ方が良いでしょう。
ちなみに、本真珠であっても、バロックパールと呼ばれる真円でないパールはNGですので、お気を付けください。
・2連以上のパールネックレス
こちらも、賛否両論あります。
不幸が「重なる」ため、お葬式ではNGだというのは、聞いたことがあると思いますが、結婚式の場合も「結婚が重なる=離婚」という考えからNGとする考え方があるようです。
しかし最近では「喜びが重なる」という考え方から、むしろ結婚式には2連がふさわしいとさえ言われています。
暗めのドレスを着た場合など、1連よりも2連3連の方が華やかになるのでおススメ。
マナー違反だと言われていた時期があること、弔事のマナーと混同されている可能性もあることなどを考慮したうえで、身に着けた方が良いでしょう。
・カラーパール
ピンクなどのカラーパールは着用OK。ブラックパールは格式高く上品なジュエリーですので、本来結婚式での着用は全く問題ありません。
しかし近年、お葬式等で着けるイメージが定着したため、多くの方が「黒真珠=喪」を連想するようになりました。
地域によっても異なりますのでその辺を考慮しながら、周りの方に良い印象を与えないものは避けた方が無難と言えます。
・揺れるもの
よく聞くマナーのひとつに、揺れるもの(ピアスなど)は「家庭が安定しない」というイメージをもたらすため不向き、というものがあります。
こちらも正式なマナーではないのですが、年配の方などは気にされる場合も。
大振りで派手なものを避けて小振りなものを選んだり、髪型やドレスによく似合うものを選ぶようにしましょう。
*避けるべきNGスタイル*
・花嫁とかぶるもの
生花や花をモチーフにした大振りのアクセサリー、ティアラなどは花嫁の特権ですので、絶対にNGです。
また、パール以外の白いジュエリーも避けるようにしましょう。
・革製品やファー、アニマル柄
これらは、殺生をイメージさせるためNGとされています。
カジュアルな印象が強いこともあり、明らかなマナー違反ですので気を付けてください。
・腕時計
一方、つい見落としがちなのが腕時計です。特に日頃着け慣れているビジネスマン・ビジネスウーマンの方は要注意。
「時計」=「時間を気にする」=「早く帰りたい」というイメージから、フォーマルな場ではマナー違反とされています。
しかし最近ではその風潮も薄れてきていますので、どうしても着けたい場合は、なるべくシックなものや(女性の場合)ラグジュアリーなものを選びましょう。
会場ではなるべく時計に目を向けないよう心がけ、場の雰囲気を見てそぐわないと感じたら、さっと外すのが賢明です。
・和装のアクセサリー全般
着物を着て参列する場合、ネックレスはもちろん、ピアスやブレスレットなどのアクセサリーは一切身に着けないというのが一般的な常識とされています。
ただし、結婚指輪は着けても問題ありません。
お通夜・お葬式ジュエリー
元々お悔やみの席では、結婚指輪以外の装飾品を着けないのがマナーでした。
しかし現在は、「涙の象徴」である真珠と、オニキス・ジェット・黒曜石のみ、着けることを許されています。
ただし、和装の場合は装飾品を着けませんし、洋装の場合も、日本には「付けなくてはならない」というルールはありません。
パールを着ける場合は、白・黒・グレーいずれかの真円で、ネックレスであれば1連のものを身に着けましょう。
2連以上のものは「不幸が重なる」ためNGです。また、ロングネックレスも「悲しみが長引く」ため好ましくありません。これは真珠以外の場合も同じです。
イヤリングやピアスはファッションのイメージが強いため、着けないのが無難ですが、着ける場合は銀色(ホワイトゴールドやシルバー)の素材で、一粒タイプのシンプルなものにしましょう。
学校行事ジュエリー
お子さんがいらっしゃる方は、入学式や卒業式、授業参観などの学校行事でも、ジュエリーを身に着けることがありますよね。
学校行事はほとんど日中に行われるため、昼間の結婚式と同じく、輝きが控えめで上品なものが良いとされています。
ここでも活躍するのは、やはりパールのジュエリー。
シンプルな一粒パールのネックレスは、ちょっとした授業参観などにおススメ。
入学式や卒業式などの華やかなシーンでは、1連のパールネックレスや、ピンクなどのカラーパールも華やかで良いでしょう。
2連以上でも問題ありませんが、華美になりすぎるのはNGです。
もちろん、パール以外の宝石を着けてもOK。コサージュやブローチを着ける方も多いですので、バランスを見て考えると良いですね。
ビジネスシーンジュエリー
働く女性が日頃身に着けるジュエリーは、職種・職場環境や制服の有無などによって変わってきます。
ここでは、一般的なオフィスカジュアルに合わせるジュエリーについてご紹介します。
ビジネスシーンで活躍するのは、やはりシンプルなジュエリー。
顔回りのどこか一か所に、小さめの輝きを取り入れると、雰囲気が華やぎます。
ネックレスなら40~45cm程度の長さで、トップは小さめ、鎖骨のあたりに収まるもの。
ピアスやイヤリングは受話器の邪魔にならないよう、耳たぶに収まる程度の小振りなものが良いでしょう。
お茶出しや名刺交換などがある場合、指輪は相手の目に留まりやすいため、幅や輝きが控えめなものが無難です。
まとめ
フォーマルジュエリーを選ぶ際は、基本マナーを抑えつつ、時間帯や周囲の年齢層などを考慮するようにしましょう。
最も多く活躍するのは、本真珠の一連ネックレス。お祝いの席でも、お悔やみの席でも活用できます。
その他、結婚指輪も極端に華美でないものであれば、どんな場面で着けても問題ありません。
周囲の方への思いやりの気持ちを忘れずに、ジュエリーを楽しみましょう!
パールジュエリーの選び方は コチラ!
知っておきたい!パールアクセサリーのマナー
冠婚葬祭や入学・卒業式など、フォーマルシーンで出番の多いパール(真珠)アクセサリー。
どんなものを選べばいいの?譲り受けたものの、いつ使ったらいいの?
大人の女性が知っておきたい、パールのマナーとルールをおさらいしましょう。
<フォーマルジュエリーの選び方については コチラ!>
結婚式パールマナー
結婚式などのお祝いの席に参列する際、格式と華やかさを添えられるパールは最適のアイテム。
ただし、注意したいのが “昼” と “夜” の着け方の違いです。
*昼の結婚式*
昼間のパーティーでは、光の反射の少ない、落ち着いたジュエリーを着けるのがマナー。
(詳しくは コチラ!)
パールを着ける時も、直径7~10mm程度の標準的な大きさのものを選びましょう。
ネックレスは一連が最もフォーマルな場に適していますが、お祝いの席なら「喜びが重なる」2連以上もふさわしいとされています。
しかし、中には「「結婚が重なる=離婚」という考えから、複数連なるものはNGとする方もいるため、注意しましょう。
*夜の結婚式*
夜のパーティには、華やかなアクセサリーが良いとされています。
直径9mm以上のボリューム感のあるパールや、ステーション、ピンクなどのカラーパールも良いでしょう。
格式高さで問題がないのはブラックパールですが、同じ黒系でもグレーパールはお悔やみの席のイメージが強いため、あまり好まれません。
ラグジュアリーな雰囲気のロングネックレスは、短いものよりもカジュアルな印象になります。
友人としての参加や、二次会等への参加時には身につけることで華やかになります。
お通夜・お葬式パールマナー
お通夜やお葬式・法事等では、“涙の結晶” と呼ばれるパールを身につけましょう。
(何も着けなくても、マナー違反にはなりません)
色は白・グレー・黒のいずれかで、ネックレスは1連のもの。色味は地域によって多少異なります。
2連以上のネックレスやロングネックレス、上記以外のカラーパールは厳禁です。
*そのほかの注意点*
・粒の大きい華やかなものはNGです。7~9mm程度までにしましょう。
・バロックパールと呼ばれる、粒の形が真円でないものもNG。カジュアルになりすぎます。
・ネックレスのみ、もしくはシンプルな一粒ピアス(イヤリング)まではOKとされています。
・質素なイメージだからと、一粒ネックレスを選ぶのもマナー違反です。
パール(真珠)の種類
パール(真珠)は、産地や貝の種類などによって、いくつかの種類に分けられます。
よく耳にするのは、「本真珠」「淡水パール」「イミテーション(フェイク)パール」などでしょうか。
「本真珠」は、海水で育つ貝の中で作られる真珠を指します。
広義では、淡水パールも含めた、イミテーションではないパール全般を本真珠と呼ぶこともあります。
天然と養殖がありますが、どちらも本真珠に違いありません。
「淡水パール」はその名の通り、川や湖などの淡水で育つ貝から作られるパール。
ほとんどが養殖で、色や形が様々なのが特徴。本真珠よりも安価で手に入ります。
本真珠にはその他、黒蝶(黒)真珠やマベ真珠、南洋真珠などがあり、それぞれに特徴があります。
「イミテーション(フェイク)パール」とは、プラスチックやガラスなどで作られた模造真珠のこと。
汗や傷に弱い本真珠と違って扱いやすく、普段使いのアクセサリーとして人気があります。
コットンパールのように、軽くて見た目にもフェイクと分かりやすいものから、貝パールと呼ばれる本物と見分けのつきにくいものまで、様々なイミテーションパールが作られています。
もちろん、正式なフォーマルシーンでは本真珠のアクセサリー着用がおすすめですが、必ずしも本真珠でなければならないというわけではありません。
周りの人にも話を聞くなどして、いざという時に備えて準備しておくと良いでしょう。
選び方のコツ
それでは、実際にパールアクセサリーを購入する際、どのような点に注目して選べば良いのでしょうか。
*「照り」「巻き」*
真珠を購入する時のポイントはいくつかありますが、まずは「照り(光沢)」と「巻き(真珠層の厚さ)」に注目しましょう。
「照り」は、輝きの度合い。照りが良いものは、覗き込んだ時に自分の顔がはっきりと映り込みます。
「巻き」を見分けるのは難しいですが、巻きの厚いものは、自然光の下でも重厚な美しさを見せると言われます。
どちらかが優れていれば良いというわけではなく、そのバランスが真珠の輝きを左右するため、選ぶ際のポイントとなってくるのです。
*「キズ」「形」*
真珠は自然の中で生まれるものですので、無キズのものはほとんどありません。
「キズ」には加工時にできるものと、真珠が育っていくうちにできるエクボと呼ばれるもの、この2種類があります。
キズの大きさや位置を見て、なるべく気にならないものを選ぶと良いでしょう。
「形」は真円に近いほど価値が高いと言われますが、真円でないものに価値が無いわけではありません。
個性的な形のものは“バロックパール”と呼ばれ、世界に二つとないオンリーワンのアクセサリーとして、人気を集めています。
*「色」*
真珠の色合いは、実用性を考えて購入する際に、重要なポイントとなるでしょう。
ピンクやブラック、ゴールドなど、真珠のカラーバリエーションは多彩で、一概にどれが良品質とは言えません。
白いパールと一言で言っても、クリーム系・ピンク系など、色合いは様々ですので、使用目的や好みによって選びましょう。
慶事・弔事問わず活躍するのは、やはり白。
迷った時はホワイト系で、着ける方のお顔に映える色合いのものを選ぶと良いでしょう。
*「大きさ」*
珠の「大きさ」と質は、それほど関係がありません。
小さくて高品質の真珠もあれば、大きくて質の悪い真珠もあります。
品質にこだわる場合は、「大きさ」よりも、「照り」や「巻き」の良いものを選ぶことをお勧めします。
実用性にこだわるならば、1連ネックレスの最初の一本は、最も標準的な7~9mmのものが良いでしょう。
6mm以下だと華奢でさりげない印象、10mm以上のものからは気品と貫禄が漂います。
*ネックレスの「長さ」*
1連ネックレスの標準的な長さは、40~45cm前後で、チョーカーやプリンセスと呼ばれます。
鎖骨のラインにかかり、最も上品でドレスに映え、冠婚葬祭のどの場面でも活躍する長さ。
少し長い50~60cmのものは、マチネーと呼び、欧米では昼間の社交界でよく用いられました。
胸元にかかる長さで、昼のパーティーで上半身に華やかさを加えるのにぴったりです。
さらに長い70~80cmのものはオペラと呼ばれ、2連にして使うこともできます。
夜のパーティーなどの、ドレッシーな装いに合う存在感とボリュームが特徴。
120cm前後で、2重・3重に巻くこともできるものは、ロープと呼ばれています。
アレンジが多彩で、ドレスを着慣れている方におすすめしたい長さです。
基本のフォーマル用としては、「7~9mm」の「ホワイト系」で、「40~45cm」の長さのネックレスと、セットのピアス(イヤリング)を用意しておくと、あらゆる場面で活躍してくれるでしょう。
<その他、フォーマルジュエリーの選び方は コチラ!>
自分用?プレゼント?似合うネックレスの選び方!
コーディネートのアクセントとして欠かすことのできないアイテム、ネックレス。
たくさん持っているのに、なんだか使いづらくて、同じものばかり着けている…なんてことありませんか?
選び方のポイントをチェックして、自分にぴったりのネックレスを探しましょう♪
大切な人へのプレゼント選びにも、きっと役立ちますよ!
ネックレスの基礎知識
日常的によく使われるアクセサリー、ネックレス。
まずは、その種類や分類を見ていきましょう。
【ネックレスとペンダントの違い】
ネックレスとは、首周りに着けるひもやチェーンのアクセサリーのこと。
ペンダントとは、トップやヘッドと呼ばれる飾りがぶら下がったアクセサリーのこと。
英語で「吊るす」という意味を持つペンダントには、真珠などが連なった、トップがない首飾りを含めることができませんが、ネックレスにはトップの付いたペンダントも含めることができます。
明確に分けられているわけではないので、インターネットなどで商品を探す時は、両方のワードで検索してみると、選択の幅が広がるかもしれませんね。
【ネックレスのタイプ】
一言でネックレスと言っても、上記の「ペンダント」のように、色々なタイプのものがあります。
冠婚葬祭でよく見かけるパールネックレスのように、石や珠が連なった「連タイプ」。
その中でも、珠が外側に行くにつれ小さくなっていくものは「グラデーション」と呼ばれます。
「シャワータイプ」や「ビブネックレス」と呼ばれるのは、胸元に向かって広がるタイプのネックレス。
赤ちゃんのよだれかけのような形のものです。
その名の通りワイヤーを丸くしたような、張りのあるネックレスは「ワイヤータイプ」と呼ばれます。
ネックレスの長さ
ネックレスは、その長さによって呼び方が異なります。
全体の印象を左右するポイントになるため、コーディネートや体型に合わせて長さを選ぶことが重要です。
◆ チョーカー(35~40cm)
最も短いチョーカーは、首周りにピタッとフィットする長さ。首に「巻く」という表現が似合います。
犬の首輪のような形から「ドッグ・カラー」とも呼ばれますが、花嫁のアクセサリーとしても人気があり、カジュアルからフォーマルまでデザインの幅が広いネックレスです。
◆ プリンセス(40~45cm)
鎖骨のラインに沿うようなシルエットのプリンセスは、ドレスを着たお姫様から、その名が付けられたと言われています。
ネックレスとしては最も標準的な長さ。冠婚葬祭用のパールネックレスなどでも、多く見られます。
使い勝手が良いため、プレゼントにも最適な長さと言えるでしょう。
◆ マチネー(50~60cm)
マチネー(マチネ)は、演劇などの昼公演のことを指し、欧米では昼間の社交界でよく身に着けられてきました。
ペンダントトップが、ちょうど胸のあたりに来るようなイメージ。
夜のようにかしこまらず、ワンピースなどに合わせて楽しめます。
◆ オペラ(70~80cm)
昼よりも夜に催されることの多い、オペラにちなんで名付けられた長さ。
マチネーよりもエレガントでドレッシーな印象に仕上がり、夜のパーティーに華やかさを添えることができるアイテムです。
デザインによっては、2連にして使うこともできる長さなので、活用の幅がぐんと広がります。
◆ ロープ(107cm以上)
最も長いのがロープと呼ばれるもので、2連や3連にして着けることが多いアイテム。
ボリューム感があり、アレンジも自在で、フォーマル・カジュアル問わず使うことができます。
チェーンの選び方
ネックレスのチェーンにも、様々な種類があります。
輝き方や着け心地に違和感がある場合は、チェーンの種類に注目してみると、お気に入りが見つかるかもしれません。
また、アジャスター部分の違いは、実用性に大きく関わってくるため、要チェックです。
【チェーンの種類】
◆ アズキチェーン
COCCOオンラインショップでのお取り扱い数は№1。
とてもポピュラーで、多くの製品に使われています。
輪っかを互い違いに組み合わせたような形で、「鎖」と聞いて思い浮かぶのがこの形状でしょう。
正面と側面が交互に現れるため、適度に空間ができ、重い印象になりすぎないのが特徴です。
◆ 喜平チェーン
一見アズキチェーンとよく似ていますが、こちらは全ての輪が正面を向いています。
断面にある平面の数によって、二面喜平・六面喜平・八面喜平などに分かれます。
重厚感があり、チェーンだけでもネックレスとしての存在感は充分。
また、前述のビブネックレス(シャワータイプ)のように、常に決まった面を向かせたいデザインにもぴったりです。
◆ ボールチェーン
その名の通り、ボールをつなげた形状のチェーンで、キーホルダーなどでもよく見かけるデザイン。
細身でもキラキラと輝き、軽やかな印象を与えてくれます。
強度は高くないので、トップが小さめで華奢なデザインのネックレスに良く合います。
◆ ベネチアンチェーン
四角いボックスを交互に組み合わせて作られる、上品な印象のチェーン。
面で光を反射するため光沢があり、直線的なデザインが高級感を醸し出しています。
肌ざわりがなめらかで着け心地が良いのが特徴で、一粒ダイヤなどのシンプルなトップが似合います。
【アジャスター部分の違い】
ネックレスの留め具部分にも、何パターンかの違いがあります。
最もシンプルなものは、長さの調節ができませんが、引き輪の少し下に丸カン(輪っか)が付いているものの場合、3~4cm短くして着けることが可能です。
また、スライド式チェーンの場合、ボール部分を持ってアジャスターを引くことで、自由に長さを調節することができます。
中でもスライドピン(ピンスライド式)と呼ばれるものは、エンドパーツがピンのように細くなっており、チェーンから引き輪の部分を完全に取り外すことができます。
ペンダントトップを簡単に付け替えることができることから、ネックレス愛好家に人気のデザインです。
体型で選ぶネックレス
雑誌やTVで一目惚れして手に入れたネックレス。着けてみるとイメージが違った…という経験はありませんか?
ネックレスには、着ける方の体型や首の太さによって、似合うものとそうでないものがあります。
相性の良いアイテムを選んで、コーディネートを1ランクアップさせましょう。
【首が太く短めの人】
このタイプの方には、少し長めのものや、V字のすっきりしたネックレスがおすすめです。
ボリュームのあるデザインだと、フェイスラインの丸みを強調してしまいます。
また、チョーカーなどの首にフィットする短めネックレスも、首の短さが目立ってしまうため、避けた方が良いでしょう。
ロングネックレスで縦長のラインを強調すると、すっきりエレガントな印象になるのでおススメ。
【首が細く長めの人】
このタイプの方には、首にフィットする短めのものや、大振りのネックレスをお勧めします。
重ね付けをして、デコルテにボリュームを出すのも良いでしょう。
ロングネックレスなどの縦長シルエットのアイテムは、華奢な体つきを強調してしまうため、相性がいまいちです。
トップス別ネックレスの合わせ方
洋服に合わせることで、コーディネートを華やかにすることも、引き締めることもできるネックレス。
トップスによって付け替えて、毎日のオシャレを楽しみましょう。
◆ Vネック
Vネックのトップスには、同じVの形のネックレスが合うと言われています。
ネックラインに沿わせることで、きちんとした印象を与えることができます。
◆ クルーネック
首周りが寂しくなりがちなクルーネックには、短めで大振りなネックレスを合わせましょう。
ビジューネックレスなどを合わせると、カジュアルな中に女性らしさを演出することもできます。
◆ タートルネック
タートルネックの場合は、長めのネックレスで、すっきりと見せるのがおすすめです。
長さ違いのネックレスを重ね付けして、縦のラインに視線を集めるのも良いでしょう。
トップスがシンプルなら、ボリュームのあるものを。
インパクトのあるトップスの場合は、シンプルで控えめなものを。
首元が開いているタイプのトップスには、短めのものを。
逆に首元が詰まったトップスなら、長めのものを。
基本を押さえておけば、毎日のコーディネートもぐんと楽になります。
ネックレス購入で迷った時には、合わせたいトップスを想像しながら選ぶのも良いでしょう。
プレゼント選びのポイント
ネックレスはプレゼントの定番アイテム。
だからこそ、心から喜んでもらえる一品を選びたいですよね。
大切な方へのプレゼント選びのポイントをチェックしてみましょう。
◆ 長さ
どんな女性にとっても使いやすい、40~45cmのプリンセスタイプがおススメです。
ただし前述の通り、首の太さや長さによって、着けた時の印象が変わってきます。
長さが調節できるアジャスター付きのチェーンを選ぶと、喜ばれるでしょう。
◆ 色(地金の種類)
意外と見落としがちなのが、ネックレス全体の色味。
チェーンの付いたネックレスの場合、大きく分けて、イエロー系・ホワイト系・ピンク系の3種類があります。
お相手の年代や雰囲気にもよりますが、日本人女性におススメなのが、ピンクゴールド。
肌馴染みが良く、カジュアルな装いにも合うので、普段使いにピッタリです。
ただし、少し可愛らしい印象を与えるため、若い女性に多く好まれる傾向があります。
クール系の女性や、お仕事の際にネックレスを着ける方には、落ち着いた印象を与えてくれる、ホワイトゴールドやプラチナ、シルバーなどがおススメ。
華やかな雰囲気の方や、パーティーやデートなどでの着用がメインの方には、イエローゴールドを選ぶと良いでしょう。
◆ モチーフ
ペンダントタイプのネックレスを選ぶ場合は、そのモチーフにも注意しましょう。
アクセサリーに使われるモチーフは様々ですが、それぞれに意味や由来、古くからの慣習などがあります。
何気なく選んだモチーフで、お相手の方を傷つけることがないように気を付けたいですね。
<代表的なモチーフについては、コチラの記事をご覧ください!>
特に意味を持たせたくない場合におススメなのは、天然石の一粒ネックレスや、バータイプなどのベーシックなもの。
お相手の好みがわからない場合でも、使い勝手の良いシンプルなデザインなら安心です。
◆ 注意点
地金のネックレスをプレゼントする場合、気を付けなければならないのが、アレルギーです。
アクセサリーに使われる金属には、割金として金属アレルギーを起こしやすい物質が使われています。
純度の高いプラチナや金は、アレルギー反応が出にくいと言われていますので、選ぶ際には素材にも注目してみてください。
モチーフ選びに迷った時は…込められた意味を知る!
ネックレスやピアスをプレゼント用に選ぶ際、悩みがちなのがそのモチーフ。
それぞれに込められた意味を知ることで、お相手にぴったりのアクセサリーを選ぶことができます。
ここでは、代表的な11のモチーフについてご紹介します♪
目次
代表的なモチーフ
リボン
ハート
クロス(十字架)
キー(鍵)・キーホール(鍵穴)
クラウン(王冠)
月
星
翼、羽根
ホースシュー(馬蹄)
動物(猫・うさぎ・蝶・鳩・ふくろう)
猫:魔除け・災いを退け、福を呼ぶ
うさぎ:「上昇」「飛躍」「豊穣」「復活」
蝶:「美」「成長」「上昇」
鳩:普遍的な平和・吉報をもたらす使者
ふくろう:「知恵」「知識」「学問」「芸術」
植物(花・バラ・ひまわり・クローバー・月桂樹)
花:「幸せ」「愛情」「美」小花は愛情運、大花は華やかさ、4枚の花びらは良縁を呼び寄せる
バラ:「愛の成就」「美や魅力を引き出す」
ひまわり:「光輝」「熱愛」「崇拝」「光輝」「愛慕」
クローバー:愛・健康・富・名声が揃うことで幸運をもたらす
月桂樹:「勝利」「栄光」「輝ける将来」