コーディネートのアクセントとして欠かすことのできないアイテム、ネックレス。
たくさん持っているのに、なんだか使いづらくて、同じものばかり着けている…なんてことありませんか?
選び方のポイントをチェックして、自分にぴったりのネックレスを探しましょう♪
大切な人へのプレゼント選びにも、きっと役立ちますよ!
日常的によく使われるアクセサリー、ネックレス。
まずは、その種類や分類を見ていきましょう。
【ネックレスとペンダントの違い】
ネックレスとは、首周りに着けるひもやチェーンのアクセサリーのこと。
ペンダントとは、トップやヘッドと呼ばれる飾りがぶら下がったアクセサリーのこと。
英語で「吊るす」という意味を持つペンダントには、真珠などが連なった、トップがない首飾りを含めることができませんが、ネックレスにはトップの付いたペンダントも含めることができます。
明確に分けられているわけではないので、インターネットなどで商品を探す時は、両方のワードで検索してみると、選択の幅が広がるかもしれませんね。
【ネックレスのタイプ】
一言でネックレスと言っても、上記の「ペンダント」のように、色々なタイプのものがあります。
冠婚葬祭でよく見かけるパールネックレスのように、石や珠が連なった「連タイプ」。
その中でも、珠が外側に行くにつれ小さくなっていくものは「グラデーション」と呼ばれます。
「シャワータイプ」や「ビブネックレス」と呼ばれるのは、胸元に向かって広がるタイプのネックレス。
赤ちゃんのよだれかけのような形のものです。
その名の通りワイヤーを丸くしたような、張りのあるネックレスは「ワイヤータイプ」と呼ばれます。
ネックレスは、その長さによって呼び方が異なります。
全体の印象を左右するポイントになるため、コーディネートや体型に合わせて長さを選ぶことが重要です。
◆ チョーカー(35~40cm)
最も短いチョーカーは、首周りにピタッとフィットする長さ。首に「巻く」という表現が似合います。
犬の首輪のような形から「ドッグ・カラー」とも呼ばれますが、花嫁のアクセサリーとしても人気があり、カジュアルからフォーマルまでデザインの幅が広いネックレスです。
◆ プリンセス(40~45cm)
鎖骨のラインに沿うようなシルエットのプリンセスは、ドレスを着たお姫様から、その名が付けられたと言われています。
ネックレスとしては最も標準的な長さ。冠婚葬祭用のパールネックレスなどでも、多く見られます。
使い勝手が良いため、プレゼントにも最適な長さと言えるでしょう。
◆ マチネー(50~60cm)
マチネー(マチネ)は、演劇などの昼公演のことを指し、欧米では昼間の社交界でよく身に着けられてきました。
ペンダントトップが、ちょうど胸のあたりに来るようなイメージ。
夜のようにかしこまらず、ワンピースなどに合わせて楽しめます。
◆ オペラ(70~80cm)
昼よりも夜に催されることの多い、オペラにちなんで名付けられた長さ。
マチネーよりもエレガントでドレッシーな印象に仕上がり、夜のパーティーに華やかさを添えることができるアイテムです。
デザインによっては、2連にして使うこともできる長さなので、活用の幅がぐんと広がります。
◆ ロープ(107cm以上)
最も長いのがロープと呼ばれるもので、2連や3連にして着けることが多いアイテム。
ボリューム感があり、アレンジも自在で、フォーマル・カジュアル問わず使うことができます。
ネックレスのチェーンにも、様々な種類があります。
輝き方や着け心地に違和感がある場合は、チェーンの種類に注目してみると、お気に入りが見つかるかもしれません。
また、アジャスター部分の違いは、実用性に大きく関わってくるため、要チェックです。
【チェーンの種類】
◆ アズキチェーン
COCCOオンラインショップでのお取り扱い数は№1。
とてもポピュラーで、多くの製品に使われています。
輪っかを互い違いに組み合わせたような形で、「鎖」と聞いて思い浮かぶのがこの形状でしょう。
正面と側面が交互に現れるため、適度に空間ができ、重い印象になりすぎないのが特徴です。
◆ 喜平チェーン
一見アズキチェーンとよく似ていますが、こちらは全ての輪が正面を向いています。
断面にある平面の数によって、二面喜平・六面喜平・八面喜平などに分かれます。
重厚感があり、チェーンだけでもネックレスとしての存在感は充分。
また、前述のビブネックレス(シャワータイプ)のように、常に決まった面を向かせたいデザインにもぴったりです。
◆ ボールチェーン
その名の通り、ボールをつなげた形状のチェーンで、キーホルダーなどでもよく見かけるデザイン。
細身でもキラキラと輝き、軽やかな印象を与えてくれます。
強度は高くないので、トップが小さめで華奢なデザインのネックレスに良く合います。
◆ ベネチアンチェーン
四角いボックスを交互に組み合わせて作られる、上品な印象のチェーン。
面で光を反射するため光沢があり、直線的なデザインが高級感を醸し出しています。
肌ざわりがなめらかで着け心地が良いのが特徴で、一粒ダイヤなどのシンプルなトップが似合います。
【アジャスター部分の違い】
ネックレスの留め具部分にも、何パターンかの違いがあります。
最もシンプルなものは、長さの調節ができませんが、引き輪の少し下に丸カン(輪っか)が付いているものの場合、3~4cm短くして着けることが可能です。
また、スライド式チェーンの場合、ボール部分を持ってアジャスターを引くことで、自由に長さを調節することができます。
中でもスライドピン(ピンスライド式)と呼ばれるものは、エンドパーツがピンのように細くなっており、チェーンから引き輪の部分を完全に取り外すことができます。
ペンダントトップを簡単に付け替えることができることから、ネックレス愛好家に人気のデザインです。
雑誌やTVで一目惚れして手に入れたネックレス。着けてみるとイメージが違った…という経験はありませんか?
ネックレスには、着ける方の体型や首の太さによって、似合うものとそうでないものがあります。
相性の良いアイテムを選んで、コーディネートを1ランクアップさせましょう。
【首が太く短めの人】
このタイプの方には、少し長めのものや、V字のすっきりしたネックレスがおすすめです。
ボリュームのあるデザインだと、フェイスラインの丸みを強調してしまいます。
また、チョーカーなどの首にフィットする短めネックレスも、首の短さが目立ってしまうため、避けた方が良いでしょう。
ロングネックレスで縦長のラインを強調すると、すっきりエレガントな印象になるのでおススメ。
【首が細く長めの人】
このタイプの方には、首にフィットする短めのものや、大振りのネックレスをお勧めします。
重ね付けをして、デコルテにボリュームを出すのも良いでしょう。
ロングネックレスなどの縦長シルエットのアイテムは、華奢な体つきを強調してしまうため、相性がいまいちです。
洋服に合わせることで、コーディネートを華やかにすることも、引き締めることもできるネックレス。
トップスによって付け替えて、毎日のオシャレを楽しみましょう。
◆ Vネック
Vネックのトップスには、同じVの形のネックレスが合うと言われています。
ネックラインに沿わせることで、きちんとした印象を与えることができます。
◆ クルーネック
首周りが寂しくなりがちなクルーネックには、短めで大振りなネックレスを合わせましょう。
ビジューネックレスなどを合わせると、カジュアルな中に女性らしさを演出することもできます。
◆ タートルネック
タートルネックの場合は、長めのネックレスで、すっきりと見せるのがおすすめです。
長さ違いのネックレスを重ね付けして、縦のラインに視線を集めるのも良いでしょう。
トップスがシンプルなら、ボリュームのあるものを。
インパクトのあるトップスの場合は、シンプルで控えめなものを。
首元が開いているタイプのトップスには、短めのものを。
逆に首元が詰まったトップスなら、長めのものを。
基本を押さえておけば、毎日のコーディネートもぐんと楽になります。
ネックレス購入で迷った時には、合わせたいトップスを想像しながら選ぶのも良いでしょう。
ネックレスはプレゼントの定番アイテム。
だからこそ、心から喜んでもらえる一品を選びたいですよね。
大切な方へのプレゼント選びのポイントをチェックしてみましょう。
◆ 長さ
どんな女性にとっても使いやすい、40~45cmのプリンセスタイプがおススメです。
ただし前述の通り、首の太さや長さによって、着けた時の印象が変わってきます。
長さが調節できるアジャスター付きのチェーンを選ぶと、喜ばれるでしょう。
◆ 色(地金の種類)
意外と見落としがちなのが、ネックレス全体の色味。
チェーンの付いたネックレスの場合、大きく分けて、イエロー系・ホワイト系・ピンク系の3種類があります。
お相手の年代や雰囲気にもよりますが、日本人女性におススメなのが、ピンクゴールド。
肌馴染みが良く、カジュアルな装いにも合うので、普段使いにピッタリです。
ただし、少し可愛らしい印象を与えるため、若い女性に多く好まれる傾向があります。
クール系の女性や、お仕事の際にネックレスを着ける方には、落ち着いた印象を与えてくれる、ホワイトゴールドやプラチナ、シルバーなどがおススメ。
華やかな雰囲気の方や、パーティーやデートなどでの着用がメインの方には、イエローゴールドを選ぶと良いでしょう。
◆ モチーフ
ペンダントタイプのネックレスを選ぶ場合は、そのモチーフにも注意しましょう。
アクセサリーに使われるモチーフは様々ですが、それぞれに意味や由来、古くからの慣習などがあります。
何気なく選んだモチーフで、お相手の方を傷つけることがないように気を付けたいですね。
<代表的なモチーフについては、コチラの記事をご覧ください!>
特に意味を持たせたくない場合におススメなのは、天然石の一粒ネックレスや、バータイプなどのベーシックなもの。
お相手の好みがわからない場合でも、使い勝手の良いシンプルなデザインなら安心です。
◆ 注意点
地金のネックレスをプレゼントする場合、気を付けなければならないのが、アレルギーです。
アクセサリーに使われる金属には、割金として金属アレルギーを起こしやすい物質が使われています。
純度の高いプラチナや金は、アレルギー反応が出にくいと言われていますので、選ぶ際には素材にも注目してみてください。